GWと母の日も終わり、
グループの加盟店様に順次ご訪問し、
業績アップコンサルティングをおこなっています。
4月・5月は当グループ各店様の売上は順調なところが多く、
状況としては、
1)GW週は大幅減
・昨年が「GW+母の日」だったので本年は大幅減
2)今年の母の日週は大幅増
・前年の母の日よりも大きく盛り上がる
3)トータルで母の日好調分がプラス
という形で好調なお店ほど、
母の日週の売上が突出していたのではないかと思います。
特に好調なお店の特徴ですが、
【 GW週よりも、母の日週の売上が圧倒的に高い 】
これに尽きます。
ライフグループでは、
すべての主要部門に関して52週の動向が分かるように
共通のグラフで毎週進捗管理をしていますが、
好調なお店ほど、
全体の売上だけではなく、
部門別・単品別に見ても、
母の日に売れるべき商品がGW週よりも
上がっているという傾向が強いです。
特にギフトに強いお店は、帽子でもバッグでも、
どんな商品もGW週よりも上がっています。
これはグラフで見ると、
如実に分かります。
・お客様がわざわざ母の日ギフトを買いに来てくれる
・そのような存在にお店がなれているかどうか
・今年の旬な商品が揃っているか?
・母の日ギフトとして十分な提案がされていたか?
・ギフトのついでに「自分買い」も発生したか?
その結果が母の日の結果となっています。
ただ数年前と比較して、
売上を上げることが難しくなってきていると感じます。
もっと言うと、ピンポイントな売れ筋を外すと、
売上がまったく作れない傾向が強くなっています。
ましてや昨年と同じような品揃えをしていると、
売上が20%減ということがすぐに起こるのが、
最近の生活雑貨店の怖さではないでしょうか。
以前はアパレル・服飾雑貨が売上の牽引役でしたが、
いまは「今年売れている部門・商品」が限られており、
その「商品選定」と「奥行確保」に失敗すると、
数字をまったく作ることが出来ません。
例えば、
今年の母の日は
・食品
・美容・マッサージ系
この2つでヤマを張っていましたが、
これも各店の売れ筋データや情報があって初めて、
売上を作るための在庫を積み込むことが出来ます。
情報の大切さ・重要さが
一層高まっていると思います。
また来年の母の日も本年と同様に、
GWと母の日が分かれるスケジュールになっていますので、
・今年の母の日の振り返り
・来年に向けて取り組むこと
などをしっかりとまとめていただければと思います。