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【生活雑貨店 繁盛日記 】vol.25「３月春のピーク対策」
売上アップに役立つ日々の発見・感じたことをまとめています。
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2018.2.19配信】
皆様
いつもありがとうございます。
ライフスタンダードの佐橋です。
１月・２月の各店の状況は
いかがでしょうか？
ライフグループでは、
前年超えしているお店がほとんどで
踏ん張っているかと思います。
対策をしたカテゴリー、美容・フレグランス・食品・家電・スキンケアなどが
突出して伸びて、下落した部門の数字を補っています。
昨年と同じことをしているとすぐに昨対８０％になりますので、
正しい情報を正しく活用し、売場で徹底することが大切です。
さて今回は３月春のピーク対策についてです。
３月にもっとも多く発生すること。
それは「売り逃し」です。
２月自体は年間でもっとも暇ですが、
２月末から一気に需要が上昇します。
下記の３つが同時に発生します。
１）ギフト
用途：送別・感謝
主力：食品・ハンカチ・入浴剤・タオル・食器セットなど
２）新生活
ランチ・インテリア類など
３）服飾雑貨
バッグ・アクセ・靴など
※逆に帽子やストールはまだ売れない
３月売上は１２月売上の８０％前後は
狙える大きな月です。
しかし
１２月はブランケット・パジャマ・マフラーなど
売るべきものがたくさんありましたが、
３月には１２月ほど
売るカテゴリーがありません。
そうなるとどうすれば良いか？
それは「縦売り」です。
同じものをたくさん売ることを
「縦売り」と呼んでいます。
逆にギフトなどで
「同じ商品をたくさん買う」
という傾向が一番強いのが３月ですので、
それに合わせた売り方が必要です。
手順としては、
１）１２月の売上状況から、３月に売るべきカテゴリーを絞る
２）３月に売る単品商品を絞る
３）カテゴリーごとにいくら売るかの予算を立てる
４）単品ごとに何個売るのかを決める
５）売場展開計画を作る
６）商材の確保をおこなう
という流れになります。
３月商戦は月初からすぐに始まって、
３月末でパッタリ止まるという短期勝負なので、
とにかく適正な予算組みが必須です。
例えばハンカチであれば、
３月の月間予算を１００万円～１５０万円で
設定しているお店が多いですが、
１５０万円売ろうとすると、
単価５００円のハンカチだと
３,０００枚を最低用意する必要があります。
これをブランド別に
計画を組みます。
経験が浅いスタッフ・慎重なスタッフでは
「縦売り」に必要な商品確保が進まないので、
特に注意が必要です。
ライフグループでは発注を
各店のスタッフがしているお店も多いので、
商品部のバイヤーさん、各店長さんが
３月に売るべきカテゴリーに対して、
いくら売るのか？
いくらの仕入が必要なのか？
ということをきっちりと確認して、
３月の準備を進めていただいております。
売れたら追加するという方法は
３月に関しては間に合いません。
売場はいま静かですが、
もう来週末から一気に動きますよ！
３月売上はいまの準備度合いで決まります。
それではまた。
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