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【生活雑貨繁盛日記 】vol.50「新年のご挨拶」

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雑感&商況

【生活雑貨繁盛日記 】vol.50「新年のご挨拶」

 

目次

  1. 新年のご挨拶
  2. 昨年の振り返り
  3. HPを刷新しました。
  4. 本年の抱負・重点テーマ

 

①新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

昨年はコロナで激動の一年でした。 

特に都心部のお店や大きな商業施設内のお店は影響が大きかったと思います。

今年もその影響は続きますので、
引き続き、気が抜けない年になりそうです。

占星術上では2020年12月22日から220年に一度と言われている
「地の時代」⇒「風の時代」のパラダイムシフトが起きています。

その中で会社やお店、もしくは自分自身の人生を
どのように舵取りをしていくかが、非常に大切です。

「地の時代」から「風の時代」のキーワード

 

この内容は「風の時代」だからという内容ではなく、
感度が高い会社(人)であれば、誰もが感覚的に理解していることです。

ただ実際に生き方や会社の運営を変えるとなると、
周囲との軋轢や齟齬が生まれることもあるかもしれません。

しかし、これからの時代はこの時流に合わせて、
変化していける会社(人)・変化出来ない会社(人)で大きな差が出ますね。

私の経営の師匠であり、前職の会社の創業者である
船井幸雄先生は、経営の原理原則として「時流適応」ということを言っていました。

「企業は時流適応するか特定の商品・商圏・客層で一番になった時に業績を上げられる。」

今回は経営の話ではないので詳細は解説しませんが、
経営者は時流を掴み、時流適応出来るように
常に経営のかじ取りをすることが一番の仕事だと思います。

これは一個人にとっても同じことですね。

小売店であれば、オンラインとオフラインの融合

メーカーであれば、非対面営業、通販の拡大(小売化)など、

変化に対応できた会社はコロナ禍でも業績を伸ばしています。

皆様の会社は「時流適応」を出来ていますでしょうか。

 

②昨年の振り返り

コロナに関して、詳細はコチラの記事にまとめていますが、

・危機下においては自社の「強み」と「弱み」が明確になりやすい

・特に自社の先送りにしていた「脆弱性」が浮き彫りになる

・今後5年間で起こるはずだった変化を早送りしただけ

という3つの大きなポイントがあったと思います。

BeforeコロナとAfterコロナの変化

                  

というようにこの10か月間で加速度的に変わりました。

皆様の会社はコロナ禍中にどのようなアクションを実行出来ましたでしょうか?
私の周囲でコロナ禍でも儲かった会社はチャレンジしている会社ばかりです。
まだ大きな結果が伴っていなくとも、小さなアクションが今後の大きな「差」となって表れると思います。

変化し続ける力・攻め続ける姿勢が大切ですね。

 

③HPを刷新しました

株式会社ライフスタンダードのHPを刷新しました。

メイン事業である「LIFEグループ」運営以外にも、

毎年業容拡大をおこない、やっていることが多過ぎて外から見ると、
「何屋か分からない状態」になっていましたが、
いま弊社で手掛けている事業を網羅した内容になっています。

特に「お客様の声」が充実しています。

外から見ると、ライフスタンダードや「LIFEグループ」の全貌が、
理解しにくいと思いますので、こちらを一読いただければ、
少しは把握頂けるのではないかと思います。                  

生活雑貨店の業績向上コンサルティングから始まり、卸売業の急拡大、
最近では雑貨メーカーの業績向上コンサルティングをご依頼頂くことも増えてまいりました。

今回は年末のお忙しいところ、クライアントの皆様にインタビューをさせて頂きました。
普段接しているクライアント様・加盟店様から「生のお声」を頂戴することで

 

・何がお役に立てているのか

・何を求められているのか

 

という自社の輪郭と自分自身の「存在価値」「存在意義」が明確になりました。
改めて自分自身の「肚が決まった感じ」がします。
ご協力を頂きました皆様、本当にありがとうございます。
もっともっとクライアント様や業界のお役に立ち、
周囲の方々を幸せにできるよう精進したいと思います。

インタビューと文章の編集が思いの外、時間がかかっていまい、
限られた方々しかまだインタビュー・掲載が出来ておらず、
誠に申し訳ございません。
加盟店の皆様には順次インタビューのご依頼をさせていただければと存じます。

インタビューによって改めて、
「自社の方向性を考えるきっかけになった」
「いままでの業歴を振り返る機会になった」
「自分の頭の中が整理できた」というお声が多かったです。

 

④本年の抱負

  1. 加盟店様の売上・利益のさらなる向上
  2. 人財育成のプラットフォーム作り
  3. 売れる商品の開発
  4. 生活雑貨メーカー様への営業力向上コンサルティング
  5. Amazon販売のサポート
  6. 海外卸売およびそのサポート

また詳細はまだ非公表ですが、生活雑貨業界のプラットフォームとなるような
業界団体を立ち上げ予定です。後日公開させていただきます。

本年は下記を重点的に取り組んでいきたいと思います。

 

①「LIFEグループ」の加盟店様の売上・利益のさらなる向上

2020年は当社が主宰する「LIFEグループ」の140店の
ほとんどの加盟店様の売上は2ケタUPでした。
2021年もさらに2ケタUPを目指して全力でサポートさせて頂きます。

コロナ禍で各店へのご訪問での店舗コンサルティングを
しにくい状況ではありますが、ご訪問OKのお店は現地にて店舗コンサルティングを実施。
またzoomも活用した遠隔コンサルティングも引き続き、実施してまいります。              

さらにはリニューアルしたHPでの加盟店様限定ページでの情報配信、
売れるメーカーの新規発掘、売れ筋商品のタイムリーな共有など、
日本全国の売上UP情報を加盟店様に大量にお届けしたいと思います。

 

②人財育成のプラットフォーム作り

こちらも加盟店様限定ページでの公開になりますが、
人財育成用動画の配信をする予定です。

ライフグループ140店の中には多数の優秀な店長さん、スタッフさん達がいらっしゃいます。
そのような「逸材」に講師になっていただき、スタッフ育成方法や仕入のコツ、
カテゴリーごとのポイントなど、実務的な内容をグループ内でシェアし、
人財レベルを底上げできるようにしたいと思います。

また加盟店視察ツアーなど、人財交流できる場もコロナの様子を見ながら、
回数を増やしていきたいと思います。

また加盟店様以外でも参加できるような公開勉強会なども開催予定です。
動画などで全国配信し、業界全体のスキルアップが出来るようにしたいです。

 

③売れる商品の開発

これもすでに2019年ぐらいから開始していますが、
積極的に売れ筋情報の提供や別注商品の取り組みなどを深化させていきます。

昨年すでにプロデュースさせて頂いた中で、大きな展示会で賞を受賞したり、
女性誌に掲載されるなど、大活躍してくれる商品も出てきました。

売れる商品開発により、メーカーさん・小売店・当社の「三方良し」を目指していきます。

 

④生活雑貨メーカー様への営業力向上コンサルティング

これも2020年からご依頼が急増しました。

コロナ禍で営業スタイルを変革したいというメーカーさんのサポートメニューです。

ただカタログを送って連絡を待つだけの「守り」の営業から、
新規開拓や既存客掘り起こしを自分からおこなう「攻め」の営業へ。

私は前職の経営コンサルティング会社勤務時代から、
様々な業界の営業活動を見てきましたが、
生活雑貨業界のレベルは最低に近いです。

当社も卸売事業で250社以上のメーカー様と取引しているので日々実感しています。
※もちろん、営業力も人間性も素晴らしく優れた方もいらっしゃいますが、ごく少数です。           

このメニューでは当社が短期間で卸売の売上を急増させている具体的なノウハウを提供しています。
IT活用や提案資料の作り方、メールマガジンの配信方法、B2Bサイトの再構築など、
超実戦的、かつ幅広いテーマを網羅しており、メーカーさんの業績アップを実現いたします。

 

⑤Amazon販売のサポート

当社も某商品をAmazon販売していますが、
通販への新規参入で取り組みやすいのは
やはりAmazonだと思います。

昨年サポートをさせて頂いた企業様では新規参入で
単品(1品)月商200万円突破!という方もいらっしゃいました。

メーカーさんも卸先任せで取り組みが不十分な会社が目立ちますが、
Amazon手数料や広告を考えると、メーカー自身がやらないと利益は出ません。

また一般的な生活雑貨メーカーは品揃え型ではなく、
単品を集めたようなラインナップになっていると思いますので、
楽天ではなく、やはりAmazonが向いています。

たまに楽天で「自社ブランド名」でショップ運営をしているメーカーのECサイトを拝見しますが、
品揃えになっておらず、通販では明らかに不利です。

弊社では外部のAmazon販売専門家とタッグを組んで、
生活雑貨メーカーのAmazon売上アップのサポ-トもしています。

 

⑥海外卸売およびそのサポート

当社の卸売事業部の主な販路は日本国内ですが、
昨年は海外向け卸売も大きく伸びた一年でした。
香港・台湾・中国・北米などが中心です。

日本へのインバウンドは激減しましたが、逆に日本に旅行できないことで、
アジア各国で「日本の商品が欲しい!」というニーズが猛烈に高まっています。
当社でも特に台湾(2019年・訪日数500万人)・香港(同・200万人)向けの卸売が好調です。
ドンキホーテさんも香港店が世界一の売上であり、
この1年だけで香港だけでも6店舗も新規オープンしています。
東南アジアにも急増です。皆さん、意外と知らないですよね。
株主・投資家向けなど一般にも開示されています。
日本で売れないとお困りの企業は多いと思いますが、
売っている会社は場所を替えて売っています。

海外で売って欲しい、海外に売りたいというメーカーさんは一度、ご相談ください。

ギフトショーでの海外進出に関する講演

ライフスタンダードは生活雑貨業界の川上から川下まで
「業界が元気になるサポート」を本年も全力で進めて参ります。

本年もよろしくお願いいたします。

株式会社ライフスタンダード
代表取締役 佐橋賢治

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この記事を書いた人

佐橋 賢治 kenji sahashi

佐橋 賢治 kenji sahashi

株式会社ライフスタンダード 代表取締役 経営コンサルタント。
大手経営コンサルティング会社の流通小売部門のチームリーダー・シニア経営コンサルタントを経て起業。前職時代から生活雑貨業界を専門にし、業績アップや人財育成、新規出店で関わった累計支援数700店舗超のプロフェッショナル。日本の中小雑貨店のすべての『困った』を解決するため、全国の生活雑貨の地域一番店170店舗から組織化されるボランタリーチェーンを立ち上げ、生活雑貨業界をもっと「楽しく」「儲かる」ように【革新】を進めている。近年は海外政府系機関の貿易アドバイザリーや海外企業の社外取締役も務め、日本の雑貨メーカーの海外販路開拓を支援している。
■ 講演実績:ビジネスガイド社様主催「東京インターナショナル・ギフト・ショー」 等
■マスコミ実績:NHK・日本テレビ・商業界・繊研新聞
■ 著書「はじめよう、小さな雑貨店」(同文舘出版)
■ 趣味:格闘技(ブラジリアン柔術 紫帯 全日本マスター選手権優勝)。語学:英語&中国語

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