Result 粗利率23%アップ!海外仕入で業態変革!
経験0から海外仕入
粗利率23%アップ!
卸売も開始
Issue ご支援前の課題
なぜ当社に
依頼したのですか
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代表取締役
中村 俊也 様
海外仕入により、小売業から製造業にシフトしたい!
最初に本格的にお世話になったのは、
2013年の「韓国アクセサリー買付ツアー」です。
起業当初からユニクロのようなSPA(製造小売業)を大前提で考えていました。
渥美俊一先生の「チェーンストア理論」でもそうですが、
最初は自社製造ではなく薄利多売の仕入で商品を確保し、
100店舗の規模になったタイミングでPB(プライベートブランド)により、
粗利率を一気に改善して上場する、というストーリーをイメージしていました。
ただ当時は資金もなく、スピード感が出せない中で、
徐々に進めているという程度でした。
そのような時期に「韓国アクセサリー買付ツアー」に参加させて頂いたのですが、
ソウルの南大門市場に行ってみて、本当にビックリしました!
「ここかッ!ここからすべてが生まれて、日本に来ているんだッ!」
と思いました。その一方で、
「今回の買付だけではダメだッ!毎月韓国に渡航しないと買付は上手にならないッ!」
と感じ、とにかく1年間は毎月韓国行こうと思いました。
予想通り、毎月の出張を重ねるにしたがって、
買付できる商品のレベルがどんどん上がっていきました。
南大門市場ではいろいろな出会いがありました。
大手300円均一ショップや有名アクセサリーチェーン、某アクセサリーメーカーなどが
仕入をしている韓国メーカーとのつながりもたくさん出来ました。
弊社では東京インターナショナル・ギフト・ショーにもアクセサリー中心で出展したことがありますが、
大手ホームセンターや有名アクセサリーチェーンのバイヤーがビックリするぐらいの
品質と価格のバランスの良いアクセサリーを製造することが出来るようになりました。
しかし、ここでまたひとつ別の「想い」が生まれます。
韓国のメーカーも結局は中国から具材・パーツを仕入れていることが分かりました。
そうであれば、韓国のもっと「川上」の存在、
つまり中国に行けば、「もっとコストが下がるのではッ?」と。
実際に中国仕入を進めてみて分かったのですが、
韓国は日本の三分の一の商品原価ですが、
中国はさらにその半分の原価です。
そしてダイソーやウォルマートが活用している義烏(イーウー)卸売市場を使えば、
韓国のさらに三分の一の原価も実現出来ています。
その分、店頭売価も下げてお客様に還元していますので、
日本でもトップクラスのコスパの良いアクセサリーを調達できているという自負はあります。
卸先小売店での反応も非常に良いです。
ただ中国仕入も最初はトラブルが多かったです。
いえ、トラブルしかなかったと言っても過言ではありません(笑)。
納期は守らない、サンプルとは違ったモノが上がってくる、
ウソばかりつく、不良品の山が出来るなど、
トライ&エラーの連続というか、エラー&エラーの状況が長く続き、
「清濁併せ吞む」ことを強いられました。
しかし私には大きな「ビジョン」があります。
日本一トレンド感があってコスパが良いお洒落な商品を
日本の消費者の皆様に届けたいという「想い」です。
スタッフ達には不良品の検品などで迷惑をかけましたが、
やり続けて分かったことがたくさんありました。
中国仕入はすでに高いレベルになっていますが、
もっともっと精度が上がると思っています。
頑張ってやり続ければ、必ず結果は出る。
儲けの歯車が上手く噛み合えば、
一気に利益につながるということが分かっていますので、
心が折れるぐらい大変なこともあるのですが、
絶対に継続をした方が良いという「におい」がしますので、
引き続き、頑張ってきたいと思います。
事実、コロナ禍中は商業施設内の店舗が休業を強いられる中、
中国でポリウレタンマスクを製造し、
WEB卸経由などで全国的な卸売につながりました。
店舗数が15店舗とまだまだ少ない中、
今後は「塊」で売っていける製造・卸売をさらに強化していきます。
コロナ禍の危機は何かのサインだと思います。
性格的に「攻め好き」なので、小売に拘らず、
どんどん新しいチャレンジをしていきたいと思います。
Consultant's Comment
いままで出会った中でもっとも「突破力」のある経営者
中村社長は私と同じ年齢で「地元の大切な友人」という感覚です。
実際にこのインタビューも最長の3時間弱でしたが、
ほとんど好きなアニメの話など、中学生レベルの話ばかりでした(笑)。
思い返すと韓国買付ツアーから始まり、香港、中国、インドネシア、N.Y.、L.A.など、
公私に渡って数多くの海外への旅にご一緒させていただきました。
中村さんほど、数々の困難やトラブルを乗り越えて、
突き進んでいる経営者は他に私は出会ったことがありません。
通常、海外との取引はいろいろなトラブルが付きものですが、
中村さんは何が起こっても、「暖簾に腕押し」で平気な顔で突き進んでいきます。
海外への数百万円分の発注もコンビニでお菓子を買うような感覚で進めており、
傍で見ていて度量が広いというか、ちょっと頭のネジが緩い(笑)というか、
とにかく常人では出来ないようなことを軽々と成し遂げる様子に
「そこにしびれる!あこがれるゥ!」といつも感じていました。
※マンガのJoJoネタです。分からない方には申し訳ありません。
そしてさらにすごいのが、商品に対する「探究力」です。
「どこかにもっと良い商品があるのでは?」と
東京ドーム30個分、6万ブース以上ある義烏市場を
足が棒になっても探し続けるその姿は、
「鬼神」と言っても過言ではありません。
中村さんはこの「突破力」で今後もいろいろな壁をブチ破りながら、
変化・進化されていくと思います。
今後もますます楽しみです。
経験0から韓国・中国でモノ作りが出来るようになりました。
代表取締役
中村 俊也 様
以前とはまったく別のステージに立っています。
生活雑貨店を九州の駅ビル・商業施設に15店舗展開している
株式会ファンライフの中村です。
初めて代表の佐橋さんに出会ったのは2013年です。
博多のホテルラウンジでお会いしました。
2010年ぐらいに懇意にしていた問屋さんに教えてもらって
存在は知っており、一度、お会いしてみたいと思っていました。
当時は5店舗で経営的には安定はしていたのですが、
自分の中で何となくモヤっとした閉塞感があり、
少しやる気を無くしていた時期だったかもしれません。
もともと起業前はグローバルSPA(アパレル製造小売業)出身の私からすると、
生活雑貨店というのは低い粗利率・在庫回転率など、
構造として利益が出ない業態だと感じていました。
しかし創業したばかりの自分には資金もない、人財力も弱い
という状況で店頭在庫が異常に薄い期間もあり、
自転車操業をしているような感覚がありました。
でも、企業規模ももっと大きくしたかったですし、
自社商品も作りたかったですし、やりたいことだけはたくさんあったのですが、
なかなか自分ではその殻を打ち破れないと感じていました。
ライフスタンダードさんのサポートのおかげで、
いまは商品作りが韓国でも自由に出来るようになりましたし、
中国との繋がりも強固になり、まったく違うステージに立っていると思います。